鐘木地区の「流れ」周辺では
ガマの穂が今にもはちきれんばかりです
先端にトンボがとまって、
とっても秋らしい雰囲気
私はガマの穂を見ると、小さい頃に絵本で読んだ
「因幡の白ウサギ」をいつも思い出します
(『古事記』に出て来るお話ですね)
物語の中に、皮をはがれたウサギがガマの穂にくるまって
傷を治す描写があります
小さい頃は、あんなガサガサして堅そうなものに
くるまったら余計に傷が酷くなりそう・・・
と心配していましたが、大人になりガマの花粉には
止血の効果があると知って一安心
ウサギさんはガマの花粉を体に塗りつけていたのですね
ちなみにガマを家に飾る場合は要注意
ある日突然膨らんではじけ、部屋中に
綿くずのようなものが広がります
(1度ひどい目にあったことがあります)
因幡の白兎を救ったのはガマの「花粉」なので
部屋中に広がった綿くずの上に寝転がっても
薬効はありませんのでご注意を・・・
担当:R