公園には様々な種類のドングリが
植栽されています。
この時期のドングリ拾いは公園での
楽しみの一つですよね♪
実はドングリを楽しみにしているのは
人間だけではありません。
野ネズミやカラス等も楽しみに
しています。
今回は野ネズミたちがドングリを
運ぶ様子を撮影してみました。
重力の力で親木の下に落下したドングリを
野ネズミがみつけて運び出し、冬に向け
貯えます。
この時に貯えられたドングリの一部が
食べられずに残り、翌年になって芽を
出すことがあります。
こうした種の散布様式を貯食散布と
いうそうです。
基本的にドングリにとって野ネズミは
種子を食べてしまう天敵です。
そこでコナラやミズナラなどはタンニンを
多く含み抵抗しているものと考えられます。
しかし、この天敵が種子を運ぶ重要な役割を担う
こともあるわけですね。不思議です。