もう、すっかり秋ですね~
園内の植物の葉っぱが赤や黄色などに色づき始めましたよ!
そこで、今回は「紅葉のしくみ」をご紹介したいと
思います。
どうして秋になると葉の色が変わるの?
秋から冬にかけて気温が下がるため糖分や水分などの供給を
ストップするので、今まで見えなかった赤や黄色などの
色素の色が見えるようになるためです!!
紅葉(こうよう)と黄葉(こうよう)の違いは?
紅葉⇒カエデなど赤く色づくものです
なぜ、赤くなるのかというと…
葉の中に残った糖分によってアントシアニンという赤い色素が
目立って赤く見えるようになります。
(1ち枚目の写真の植物はコマユミで
2枚目の写真の植物はドウダンツツジです)
黄葉⇒イチョウなど黄色に色づくものです
なぜ、黄色くなるのかというと…
葉緑素が壊れてカロチノイドという黄色い色素が浮き出て
見えるためです。
(3枚目の写真の植物はユリノキです)
最後に、きれいな紅葉になるための条件を3つ紹介します
1、昼と夜の温度の差があること
2、昼間の太陽の光が強いこと
3、適度な湿度があること
この3つが揃うと紅葉ががより美しくなります!
まだ、園内では色づき始めたばかりですので
ご来園された際は、この条件を意識しながら
紅葉の変化を楽しんでみてくださいね(^^)
担当:K