こんにちは!
「しらべの小径」では、
「ヤマタチバナ(山橘)」の名で、
万葉集にも詠まれている
ヤブコウジ(藪柑子)が赤い実をつけています。
十両という名前もあり、お正月の縁起物として
古くから利用されてきました。
足元にひっそりと実っていますが、
”明日への幸福”と、希望のある花言葉です。
そして、初夏に甘い香りを漂わせる
スイカズラ(吸葛)も光沢のある黒い実をつけています。
こちらは、寒い冬を耐え忍ぶように、
緑の葉っぱを茂らせる姿から、
「ニンドウ(忍冬)」とも呼ばれます。
「鳥屋野の路」を抜けるアーチでご覧になれます。
つる性で、何かに絡みつきながら
一体となって成長することから、
”愛の絆、友愛”など、人と人との
結びつきを象徴するような花言葉です。
担当:si