今回は、繊細な雰囲気の美しい花を咲かせる「ネムノキ」を
ご紹介したいと思います
「ネムノキ」という名前ですが、
夜になると葉が垂れ下がり、相対する葉を閉じて、
向かい合って眠るように見えることから
「ネムノキ」と名づけられました
また、ひとつの花に見えるものは、実は小さな花が
10~20個集まったもので、糸のような部分は花びらではなく、
長く伸びたおしべなんです
小さな花からたくさんのおしべが出て、
それが集まってひとつの形になっています
まるで筆の穂先を淡紅に染めたようなその繊細な美しさは、
見る人を非常に優しい気持ちにしてくれます
ネムノキは鐘木地区にも女池地区にもありますので、
来園された際には、是非ご覧になってみて下さい
担当:Yume