5月ごろからスズメバチの女王が園内で
観られています。
5月から6月にかけては女王バチが巣をつくり
子供を育てる時期ですがそれが過ぎると
働きバチが生まれ、狩りや巣の防衛を担うように
なります。
公園でもそろそろ働きバチが観察される時期と
なり、次第にその数が増えていくため注意が
必要です。
※以下、スズメバチを見かけた際の注意事項です。
①スズメバチが近づいてきてもあわてず、様子をみて
ゆっくりとその場を離れましょう。
スズメバチが近づいてきても手で払ったり、
たたいたりしないよう注意してください。
なるべく動かずにじっと様子をみて、
こちらに興味がなさそうであればゆっくりと
後ずさりでその場を離れましょう。
②スズメバチの威嚇行動を察知した際は刺激しない
ようにその場を離れましょう。
スズメバチがカチカチと音を出して飛んでくる、
近くをぶんぶんと飛んで付きまとってくる場合は
近くに巣がある可能性が高いです。
刺激しないように姿勢を低くし、ゆっくりとその場を
離れましょう。
③人が普段立ち入らない茂みには入らない
茂みの中や木の洞等にスズメバチの巣が
あることがあります。
むやみに立ち入らないようにしましょう。
特にスズメバチが出入りしている場所には
近づかないことが肝心です。
④刺された場合はその場からできるだけ離れましょう
スズメバチに刺された場合、巣が近くにあると仲間の
働きバチも攻撃に集まってきます。
痛いのを我慢して態勢を低くし、急いでその場から
離れましょう。
⑤刺された後の処置
刺された際は近くの水道で刺された箇所を絞り
出すように洗い流しましょう。
公園事務所が近く、職員がいる時間帯
(8時15分~17時15分)は急いで事務所へ
お越しください。
ポイズンリムーバー、ステロイド系の軟膏、
保冷剤を用意しております。
また体調に変化を感じた方はすぐに救急車を呼び
治療を受けましょう。
アナフィラキシーショックの危険性があり1分1秒が大事に
なってきます。
連絡手段がない方は近くの方への救援や公園インフォメーション
センターまでお越しください。
⑤2次被害を防ぐための情報共有
スズメバチの巣があった。スズメバチが出入りしている
茂みがある。スズメバチに刺された場合等は公園職員に
知らせましょう。
特に巣を刺激されたスズメバチは気が立っていますので
近くにいた人に襲い掛かることもあります。
2次被害を防ぐためにも情報の提供をお願いいたします。