ウロコアシナガグモの背中にイモムシが!その正体は??

昨晩、園内を巡視中にウロコアシナガグモが

ツツジの枝先にいるのを確認しました。

よくみてみるといつもと違う違和感のような

ものを感じ、近づいてみてみると背中に

白いこぶのようなものが付いているのに

気が付きました。

写真をとり調べてみるとクモヒメバチの

仲間の幼虫が寄生したいたことがわかり

ました。

クモヒメバチの仲間はクモに近づき針で

麻痺させたのちに1つの卵をクモに産み

付けます。卵から孵化したクモヒメバチは

クモの背中に取り付き、体液を吸って

成長します。

残酷なように思うかもしれませんが

寄生生物の存在は生態系を維持して

行くうえでなくてはならない存在です。

実はクモヒメバチの仲間はまだその生態が

よく分かっていないものが多いそうです。

公園から面白い発見があるかもしれませんね。

今後も観察を続けたいと思います。

興味のある方は是非一緒に調べましょう!!

 

担当:Ryo

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